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セガサミーホールディングス株式会社

アピールポイント

DE&I※を経営の根幹に位置づけ、多様な背景の人々が活躍できる職場と社会づくりを目指しています。障がい者理解・雇用推進においては、エンタテインメントグループらしいユニークで多面的な施策を積極的に展開し、全ての社員が自分ごと化できるよう「巻き込み力」に注力しています。
※ DE&I:ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン=多様性、公平性、包括性

取組の概要

(1)従業員の理解と共感を拡げる「セガサミー・サステナブルウィークス」

 領域の広いサステナビリティについて理解と共感を拡げるため、全グループ社員向けに「セガサミー・サステナブルウィークス」を開催。「障がい者理解体験型ユニバーサルマナー研修」「アウトサイダーアート展」「ランチタイムパラコンサート」「障がい者の為の公的支援情報セミナー」のほか、環境、人権、LGBT+、女性活躍含むイベントや研修、全17のコンテンツを実施しました。

(2)グループ本社の拠点「品川区」での地域貢献活動

グループ本社のある品川区の地域貢献活動に特例子会社を中心に他部門も含めて参画。「大崎エリアマネージメント」様と連携し、付近の公園、歩道の花壇の水やり、雑草抜きなどのボランティア活動を月1回、定期的に実施しています。地域住民の方から「ありがとう」などと声をかけていただくことも多く、コミュニケーションを通じて地域での心のバリアフリーが浸透していくことを願っています。

(3)アウトサイダーアート展

 障がい者アート「Art of the Rough Diamonds展」を年に一度開催しています。当グループは障がいの有無だけでなく、多様な背景を持つ人々が自分らしさを大切にし、共に働く仲間として理解尊重する企業文化を醸成しています。エンタテイメントを通じて、障がい者の活躍の場をつくりたい、その才能に触れる機会を提供したいという想いから取り組んでいます。

「心のバリアフリー」実践のための3ステップ

(1)障害の社会モデルの視点でバリアを理解する

グループCEO含むグループ会社の全役員が本研修に参加し、「車椅子利用者」、「視覚障がい者」、「聴覚障がい者」、「高齢者」の4つの当事者体験およびサポート体験を行いました。当事者およびサポート役の2役を経験することで、障がい者への理解を深められました。

(2)コミュニケーションをとる

グループ本社では、ウォールフリー(壁や遮断するものがない)でオープンな執務エリアに、親会社やグループ会社と共に特例子会社も配置・同居しており、各社の垣根を越え、挨拶や声がけ、会話も活発なインクルーシブな環境作りと支援体制を構築しています。

(3)適切な配慮を行う

 グループ各社では、環境に敏感な障がいのある社員への配慮として、集中ブースやデスクパーテーションを設置しています。グループ本社には障がいの有無に関わらず誰もが利用できるフリーワークスペースが多数あり、観葉植物やアロマなどの工夫も施した多様な個室を設置、業務・休憩環境が充実しています。

画像 サステナブルウィークスで実施した 障がい者理解体験型研修の様子 サステナブルウィークスで実施した
障がい者理解体験型研修の様子
画像 大崎駅周辺での花壇整備等のボランティア活動 大崎駅周辺での花壇整備等のボランティア活動

福祉のまちづくり推進協議会委員の講評

様々な研修で心のバリアフリーについて理解を深めるほか、特例子会社も含めグループ会社がオープンな執務室に同居し、インクルーシブな環境が実現されています。地域貢献活動をはじめ、さらなる取組の発展を期待します。

セガサミーホールディングス株式会社

所在地:東京都品川区西品川一丁目1番地1号 住友不動産大崎ガーデンタワー

WEB:https://www.segasammy.co.jp/japanese/index.html