株式会社レオパレス21

当社は「D＆Iの推進」を人的資本経営6大方針の一つに掲げ、多様な背景を持つ従業員がそれぞれの個性や“らしさ”を発揮し活躍できる環境を育ててきました。これからも「住まい」をテーマに新たな価値を創造し、皆様により良い暮らしを提供するために邁進して参ります。

（1） 従業員の声を聞き発信する『LeoPalette』（テーマ別座談会）の実施

　不定期で年間数回、テーマを設定して従業員参加型の座談会を行っています。今年度は「子育て中社員の働き方」「D & Iを職場で推進するには」をテーマにテーブルトークを行いました。従業員の生の声を聞く貴重な機会であり、また従業員同士での意見交換の様子を社内報にて共有することで、「もっと会社を良くしたい」という思いを全体に波及させていくきっかけにもなっています。

（2） 多様性を受け入れ・活かすためのラーニングコンテンツの提供

2017年からD＆Iに関するeラーニングを継続して行っております。今年度は役員を含めた全従業員を対象に「D&I推進」「LGBTQ+講座」「女性活躍推進」という3つのテーマについて実施しました。多様な個性や“らしさ”に対して「受け入れ・配慮する」ということだけに留まらず、積極的に「協力し・活かしていく」という観点を研修内容に盛り込んでいます。

（3）増加する外国籍の方々への快適な住まいの提供

　多国籍の社員を配置する専門組織「International Front Center」、および5ヵ国語対応のお部屋探しサイトを設け、外国籍のお客様のお部屋探しから入居後までの一貫したサポートを提供しています。外国籍のお客様特有のニーズへの対応を進めながら、日本国外から来る労働者や留学生に快適な住まいを提供するという社会的課題解決の一端を担っています。

（1）障害の社会モデルの視点でバリアを理解する

今期改めて役員も含めた全従業員に対してD&I推進の基礎についてのeラーニングを実施しています。座談会では動画を活用して議論を行い、気づかない内に決めつけたり思いこんだりしていること（アンコンシャスバイアス）を知覚するきっかけとなっています。

（2）コミュニケーションをとる

『LeoPalette』（テーマ別座談会）の実施については社内報に対して「イイネ」や「もっと知りたい」等の反響が多くありました。今後は従業員間だけでなく入居者様やお部屋探しに来た方との対話の中でこういった意識をもてるよう引き続き取り組んで参ります。

（3）適切な配慮を行う

　毎月、全ての社員に対して心身の状態に対するモニタリングアンケートを行っています。加えて定期的な1on1の実施を推奨しており、日々の仕事の中で従業員それぞれの個性や“らしさ”を最大限に引き出す意識で、全社一丸となってピープルマネジメントの推進に取り組んでいます。